2010年05月04日

検察審査会

最近新聞をにぎわしていました検察審査会とはどういうものなのか、概要を見てみましょう。
そういうことあったのか、と思うこともあります。

検察審査員11人が、検察官が被疑者を裁判にかけなかったことのよしあしを審査します。
昭和23年にこの制度が施行され、50万人以上の人が審査員または候補者に選ばれています。
これまでに審査した事件は、交通事故や窃盗など身近で起こる事件だけでなく,水俣病事件,日航ジャンボジェット機墜落事件,薬害エイズ事件,明石花火大会事件といった社会の注目を集めた事件もあります。

審査員の候補者になる資格は、市町村において選挙権のある人です。
検察審査員は,特定の職業や立場の人に偏らず,広く国民が参加して行う制度ですので,原則として辞退できません。(70歳以上・学生など一部の条件のある人は辞退できます。)

審査員は、市町村の選挙管理委員会が選挙人名簿から、割り当てられた人数をくじで選びます。
検察審査会事務局は、この名簿を集めて、検察審査会候補者名簿を作ります。
この名簿の中から、くじで審査員と補充員を選びます。

審査は非公開で、個人情報は本人以外には開示されないので、事件関係者に知られることはありません。
(裁判所HP)



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Posted by まーち at 20:32│Comments(0)社会
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